最近、チョクチョク日本酒を飲む機会が増えた。元来、私は、ビールとウイスキー、ワインを飲んでいるが、少し物足りなさを感じていたことも確かだ。そんな折、ある会合で、和食を食べる際に出た冷酒が美味しくて、私の中で日本酒の存在が大きくクローズアップされた。続いて、知り合いを釣りに連れて行ったら、そのお返しということで、伏見の純米吟醸酒とかいうお酒を頂戴した。飲んでみると、大層旨い。それで、最近は、日本酒の冷酒で、純米酒とか、吟醸酒、山廃止込み等といったお酒をちょくちょく買いに行き、晩酌で楽しんでいる。
しかし、 基本的に日本酒について何も知らず、純米酒がどういうお酒か?吟醸酒が何なのか、純米酒と吟醸酒が違うのか別物かすらわかっていない。それで、調べてみることにした。以下には、調べた結果を記載する。
1、日本酒 : 日本酒は通常は清酒を指す。清酒は米と麹と水を主な原料とし、日本特有の製法で醸造された酒で、醸造酒に分類される。
2、酒税法による定義 : 日本では酒税法が酒類の包括的な法律となっている。同法において、「清酒」とは、次の特定要件を満たした酒類で、アルコール分が22度未満の物をいうとされる。特定の要件とは、次の3要件のいずれか。①米、米こうじおよび水を原料として発酵させて濾したもの、②①でのべた原料の他に清酒かすその他政令で定める物品を含むものを、発酵させて濾したもの、③清酒に清酒かすを加えて濾したもの。
3、日本酒の分類 : 日本酒は、普通酒と特定名称酒との分類される。普通酒は特定名称酒以外の清酒をいう。特定名称酒は、清酒の要件を満たしたもののうち、原料や製法が一定の基準を満たすもので、国税庁告示に定められた特定の名称を容器または包装に表示する事が出来るものをいう。
4、特定名称酒の種類
4ー1本醸造酒 : 精米歩合70%以下の白米、米こうじ、醸造アルコール及び水を原料として製造した清酒で、香味及び色沢が良好なもの。
4-2 特別本醸造酒 : 本醸造酒のうち、香味及び色沢が「特に良好」であるもの。
4-3 純米酒 : 白米、米こうじ及び水のみを原料として製造した清酒で、香味及び色沢が良好なもの。醸造アルコールは使用していない。
4-4 特別純米酒 : 純米酒のうち、香味及び色沢が「特に良好」でるもの。
4-5 吟醸酒 : 吟醸酒とは、精米歩合60%以下の白米、米こうじ及び水、又はこれらと醸造アルコールを原料とし、吟醸造りによって製造した清酒。低温で長時間かけて発酵させて造られ、吟醸香と呼ばれるリンゴやバナナ、メロンを思わせる華やかな香気成分(酢酸イソアミルやカプロン酸エチルなど)を特徴とする。
4-6 純米吟醸酒 : 吟醸酒のうち、醸造アルコールを添加せず、米、米こうじ及び水のみを原料として製造したもの。
4-7 大吟醸酒 : 、吟醸酒のうち、精米歩合50%以下の白米を原料として製造し、固有の香味及び色沢が特に良好なもの。
4-8 純米大吟醸酒 : 大吟醸酒のうち、醸造アルコールを添加せず、米、米こうじ及び水のみを原料として製造したもの。フルーティで華やかな香りと、淡くサラリとした味わいの物が多いが、あさ開のようにズッシリとした物もあり、酒蔵の個性が大きく反映される。大吟醸酒は最高の酒米を極限まで磨き、蔵人の力を結集して醸した日本酒の最高峰といえる。
5 他の分類 : 酒造メーカーや業界団体によって伝統的・慣用的に用いられる分類で、特撰、上撰、佳撰などという呼称がある。酒造メーカー独自のランク付けとして使われる。