ミカンの樹の手入れ

昨年、我が家のミカンの樹は「不成り年」だった。一昨年が「成り年」だったので、これを交互に繰り返すと、今年は「成り年」である。

できるだけ、多く甘い実をつけてもらえるよう、ミカンの木の剪定の仕方をまとめてみた。これはネットからコピーした分もある。商業利用するわけではないので、著作権などは許してもらえるだろう。

まず、ネット上で検索すると、「不成り年」の翌年は夏枝や秋枝を切り返して春枝を多く出させるよう対処するとある。

夏枝、秋枝は字から意味が分かるけれど、実際の枝を見て、それが夏成長した枝か、秋成長した枝かを見定めることができるだろうか?心もと   ない。そして、見定められたとしても、「切り返し」とはどういう意味だろう?

ネットで調べてみると、「切り返し」剪定とは、枝の途中で切る剪定方法とのことである。先端を伸ばして強くしたいときに用いる切り方だそうだ。対語として、「間引き」剪定というのがあり、これは、分岐した付け根部分から切り落とす剪定方法だそうだ。混み合った部分の枝を間引くことで、日当たりを良くするのが目的だそうだ。

樹齢5年以上のみかんの成木の場合は、不要な枝の「間引き剪定」が基本だそうだ。

生育や樹形を乱す枝を切ることによって、樹冠の内部まで日光が当たるようにし、花芽がつきやすくするようである。切り落とした方がよい不要な枝を、以下に列挙する。

1. 枯れている枝
放置すると病害虫の発生源になるので、枯れている部分をすべて切除する。

2. 病害虫の被害を受けた枝
重症のみかんの枝は付け根から切り落とす。軽症の枝は被害葉などをできるだけ取り除き、対処薬剤を散布する。

3. 細い枝・混んだ枝
細い貧弱な枝を残すと、日当たりや風通しが悪くなって病害虫が発生しやすくなるそうである。一箇所から数本の枝が出ている場合は、元気なものを1~3本残して切り落とす。

4. 徒長枝(暴れ枝)
春から夏に強く立ち上がった枝は、養分を吸い上げる力が強すぎて良い果実がつかないそうだ。他の枝に栄養を分散させるために付け根から切り落とす。

5. 下に垂れている枝
これは養分を吸い上げる力が弱く、果実ができても小玉の傾向があるし、放置するとすす病の原因になるので、枝分かれしたところから切り落とす。

6. 前年の秋に伸びた枝・前年に果実のなった枝
ミカンの花芽は春枝や夏枝によくつくらしい。前年の秋に伸びた枝にはつかないか、ついても結実しないことが多いそうだ。だから、秋枝は枝の付け根から切り落とすのだそうだ。また、前年、果実のなった枝も翌年に花芽がつかないため、1/3程度に切っておくのだそうだ。

次に、剪定する場合の注意点を列挙しておく。

1. 強剪定を控える
 常緑果樹とって、葉を大量に失う強剪定は大きな負担になり、早く元に戻ろうとエネルギーを消耗し、着花や結実に影響するので避けるべきであるようだ。強剪定にならないためには、1回の剪定で切り落とす葉の量を、樹全体の1~2割程度にしておくことが大事である。

2. 春に伸びた新梢を切らない
ミカンは前年の秋から冬の間に花芽分化して、その年に伸びた1年生枝の先端に2~3芽ずつ花芽をつけるそうである。それで、枝先を切り詰めると花芽も一緒に切り落とすことになるので、春に伸びた新梢はできるだけ切らずに残すことが大事である。

3. 剪定に目的をもつ
枝を途中から切ると、切り口から分岐して枝数が増えてしまう。間引き剪定は花芽を増やすことが目的なので、必ず枝の付け根から切ること。

なお、ミカンの樹の剪定は、新芽が出る前の2~3月頃が適期であるそうだ。

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