今年は1月20日(月)が大寒の日であったようだ。大寒とは文字通り寒さのピークを言うようである。地表面や海水は、日中の太陽光で温められ、夜間、温められた熱を放出することにより、気温、水温が変化する。地表面及び水面から一番、熱の放出が多いのは、冬至である。夜の時間が最も長いからである。普通に考えると、寒さのピークは熱の放出が多い冬至であると考えられるが、実際は大寒の日である。
冬至が12月20日ごろで、大寒の日が1月20日とすると、その間1か月ほどの差がある。大寒の日には、昼の時間が長くなり、地表面はそれだけだ暖められるので、寒さのピークになるとは矛盾しているようだが、放射熱量、入射熱量が地中や水中に浸透するのに時間遅れを生じるのが原因だそうだ。時間にして約1ヵ月の遅れが生じるのだそうだ。
同じことが夏の暑さにも当てはまる。夏至は6月20日ごろだが、夏の暑さは7月20日頃から8月15日頃までがピークとなる。約1か月遅れである。

さてさて、兎に角、大寒は過ぎたのだが、今年は暖冬のせいか、雪が降らない。多くのスキー場も滑走不可であるらしい。これからは少しづつ暖かくなってくるので、このまま、雪が降ることなく、春になってしまうのだろうか?
そういえば、先日、お経を上げに来たお坊さんが雪が降らないのを嘆くとともに、春の水不足を案じていた。坊さんの住むところは京都府中部の田舎で、農家の方が多い地区であるため、そういった心配をするようだ。確かに、春先水不足になると、わが町では、保津川下りが中止になることがある。降るべき雪が降らないと、自然のバランスが崩れ、予想外の結果が来るかもしれない。

