私は、平日は毎日、大阪と京都間を阪急電車で往復している。大阪はコロナ感染者が1200人を突破した日があるし、京都は120~140人程度である。

こういった感染高密度地域を移動しているのだが、未だ、コロナに感染していない。コロナ感染者数がゼロといった低密度地域に住む人から我々を見ると、コロナウイルスで満たされた空気を吸っているようで、何時感染してもおかしくないように感じることであろう。

事実、低コロナ感染地区に住む親せきに、一度行きたいと打診したことがあるが、返事は、今は来ないで、だった。理由は、周りの住人が関西からの来客を嫌がるからだそうだ。近所付き合いに支障をきたすそうである。
でも、コロナウイルス高密度地帯に住む私たちにとって、毎日、感染を恐れている訳ではない。
毎日、職場へ行ったり、帰宅したら手洗い、ウガイを欠かすことはない。また、移動中はマスクをする。社内では会話は避ける。さらに、他人との飲食も避けている。昼食は、コンビニエンスストアでお弁当を購入して、職場で食べる。

しかし、こういったことを実践しているだけで、それ以外は何もしていない。
この行動を1年以上続けているだけで、コロナウイルスの高密度地帯でも、感染しないのである。
今や、もうコロナウイルスには感染しないという自信を持ってきている。これは私だけに限らず、同様な地域に住む多くの人が共有している観念である。
一方で、これとは全く逆に、大阪では連日1000人を超える感染者が出ているのも事実である。同じ地域で生活していて、異常な数の感染者が出ているのである。こういった人々は、居酒屋とかレストランとか、飲み屋で対面して飲食しているのが現実で、私たちとは生活様式が全く異なっている。
つまり、同じ大阪において、ウイルスに感染しない人々と、かなりの確率でウイルスに感染する人々という、まるで2つの異質な世界が同一地域に共存しているのである。
最近になって、コロナウイルスの感染は飛沫感染が主であることが分かってきた。対面して会話することが最大の感染原因なのである。コロナウイルスに感染しない人々は、このことをよく理解していて、最大限飛沫感染を避けるよう行動している。

これに対して、コロナウイルスの感染する人々は、飛沫感染には無頓着である。というか、コロナウイルスに感染しても、重症化しないので、怖くないと考える若者が多い。こういった若者は、感染防止の苦労よりも、日々楽しみを追求することを選択している。
という訳で、近々に非常事態宣言が出されるようだが、我々飛沫感染を避けるグループは非常事態宣言が出されても出されなくても、変化はなく、したがって、宣言の効果は我々グループには期待できない。
一方、コロナウイルス感染を怖がらない若者グループにその効果があるだろうか、そもそも飲食店が時短しても休業しても、何処か知合いの家で集まって飲食することもできるので、期待したほど、宣言の効果は得られないであろう。
と、非常事態宣言が出される前から、その効果の薄いことを確信している私である。
今日はこれで終わり。