わが街は霧の街として有名である。ロンドンは霧の街として有名であるが、それは良い意味で使われるようであるが、我が街の霧は、どちらかというと好まれない意味で使われる。
兎も角、この時期は、昼夜の気温差が大きく、特に風のない穏やかな日には、市内全域が霧で覆われている。今から、40年ほど前は、霧の濃さは今以上であったし、何よりも、霧が晴れる時刻が昼であった。午前中は霧の中である。だから、洗濯物が乾かない、お日様が差さない。視界が悪くて、午前中は、車はスモールランプを点灯して走らなければならない。といった霧特有の現象が見られた。
現在は、霧の濃さが随分と減少したし、霧は午前中の早い間に晴れる。多分、気温の関係だと思う。40年前に比べて、気温が上昇したのだろう。ここにも地球温暖化の影響があるのかな?

早朝の散歩で川沿いの歩道を歩く。霧がかかっていると、幻想的である。空気は冷たいし、歩くのが気持ちいい。もっと、霧が濃くてもいいのに。

別の散歩道である。小学校が左手にあり、校庭の東側に沿った下り坂である。道の右側は斜面になっており、その下に比較的大きな池があるので、この辺は霧が発生しやすい。

上の写真の下り坂を下ったところの景色である。右は竹藪で、防風林として機能をしていると思う。

散歩道の途中にある豪邸である。霧に包まれて一層目立つ。この家は、以前、KBSテレビのコマーシャルで、大工さんが材木を両手で頭の上に上げて、ドドーン!とか叫んでいたのがあるが、そのコマーシャルの主の会社の社長宅である。1990年代のバブル崩壊で、会社が倒産し、社長もどこかへ行き空き家になっている。
現在は誰かが管理しているようである。ずいぶん前から、この家は売りに出されているけど、一向に買い手がない。だって、私が気が付いた時の売値が1億円だった。売れないので少しずつ安くしている。いまは9千万円近くしているのじゃないだろうか。それでも売れない。
考えてみれば、それだけの金額を出して中古の家を買う必要があるだろうか?風光明媚なリゾート地にこの建物があれば、買い手もあるかもしれないが、この場所では、生活するだけだから、買い手は少ないだろう。だから何時まで経っても売れない。以上、耳寄りなお話でした。
北を向いて撮影している。霧がなければ、少し下に国道9号線が見えるし、前方上方には、愛宕山や、牛松山が見えるのだが、全く見えない。霧で、余分なものが隠されるのもいいものである。
