フランスの国民議会(下院)が、昨日(1日)学校でのいじめを犯罪化し、3年以下の禁錮刑を課す法案を可決したようだ。
いじめられた者が自殺した場合は、10年以下の禁固刑になるそうである。

いじめの犯罪化ということは、いじめの要件を満たすと、被害者がケガをするかどうかに関わらず、逮捕されるということだ。
ただ、この法案は下院で可決しただけで、上院ではこれからだそうだ。でも、可決する可能性が高いようだ。
現在日本でも、いじめが多く、自殺に至る事件も発生している。問題は、いじめを行っているかどうかが傍から見ていて分からないことだ。

いじめ事件で自殺者が出た場合でも、担任の教師はいじめに気が付いていないことが多い。担任なのだから、クラスの子供の一人一人の素行、振舞い等注意し、クラスの他の生徒との面談するなどして、いじめ撲滅に力を注ぐべきである。何のための担任なのかを考えると、当然そうするべきである。それでも、防げないなら、犯罪として刑事罰を与えるべきであろう。
私は、その場合、担任の教師、指導部教師などもどうしていじめに気が付かなかったか、普段の生徒に対する注意義務を正常に果たしていたかを検査することも必要だろうと考える。相当の注意をしていじめの発見が出来なかった場合は、止むを得ないが、そうでない場合は、教師の責任も問うべきと思う。
教師に子供を指導する権限を与えているのだから、当然と言える。
陰湿ないじめといった悪質な行為は、犯罪として取り締まらないと、いじめを無くすことが出来ない。だから、フランス議会の行為は、ぜひ、日本でも、法制化を目指してほしい。
ただ、犯罪として立法化するのは、犯罪者を裁くためだけでなく、犯罪の未然防止という大きな意味がある。特に、学校でのいじめは、16歳未満の未成年だから、裁くよりも未然防止に重点を置くべきであると考える。
今日は、ハードな問題を取り扱ってしまった。
