ネット検索が常態化した現在、私もよく某社の検索エンジンを利用する。

ところが、検索結果で得られた商品を注文したところが、予想外の商品が届くといったことを経験した。
これ以外にも、ある有名タレントの名前が出てこないので、検索条件として、例えば、演歌歌手、女性、60代といった幾つかの条件を入力して検索し、そのタレント名を見つけるといったこともしている。この場合も、タレント名は分かったが、良く調べると、年齢が60歳に達していないことが判明した。
これらのことから分かることは、検索エンジンは、検索条件を忠実に守っている訳ではなく、人間の記憶の曖昧さを見越して、少し緩和した条件で検索しているということである。

確かに、タレント名等を検索する場合は、年齢が予想外に若いとか逆に年を取っているということがあるので、検索条件を緩和して検索することは理にかなっており、素早く回答を見つけることに寄与すると言える。
しかし、一方で、注文する商品を検索する場合であると、注文主は買いたい商品が定まっている筈だから、検索条件を緩和する必要が無いと言える。逆に、緩和すると、注文主の意に反した商品をヒットさせることがあり、予想外の商品を購入するといった弊害を招くことになる。
弊害は商品を購入する場合の検索に留まらない。ユーザーの頭に検索したいアイテムが明確に記憶されていて、検索条件もそのアイテムがヒットするように定まっている場合は、検索条件をさらに緩和する必要は全くないと言える。

今、ネット上で利用できる沢山の検索エンジンでは、どんな場合も検索条件は緩和して検索するようにプログラムされているように思う。しかし、そうした場合、上記のように予想外の商品がヒットしてしまうことにもつながるので、状況に応じて、検索条件を緩和したり、逆に厳格に守ったりする融通性が欲しいものである。
そろそろ検索エンジンもそういったインテリジェント性を持たせても良いのでは?
