発電床

この間ネットを見ていたら、標題の用語が載っていた。文字通り、床が発電するのだ。人が歩くとその重さの変化によって発電するのだそうだ。なお、「発電床」は株式会社 音力発電 の登録商標らしい。使用時は、商標である旨表示する必要がある。

発電床自体の構造は簡単で、床の中に圧電素子を埋め込んだだけだ。圧電素子は、機械的変異を電気信号に変換するので、その原理を利用しただけだ。

ただ、結構、発電床は利用されていて、横断歩道や人通りの多い道路などにおいて実際に用いられてるようだ。発電量はそれ程多くなく、パワーのあるものを駆動することはできない、通常はLEDを発光させる用途に用いるようだ。横断歩道に発電床を用いた場合は、歩道に沿ってLEDを発光させるそうである。夜間に歩道のありかを示してくれるので便利だそうだ。また、地震が起きて停電になった場合には威力を発揮するのだそうだ。

発電床に関して、読んでいると、どうも、歩行者を対象とした発電ばかりである。不思議に思ったことは、道路には車が一杯走っており、何故車を対象として発電しないのかである。

重量が大きすぎるのだろうか?でも、そこは工夫で圧電素子には超過重量が掛らないようバイパスを設けるとかすれば問題ないと思うが・・・。車なら各都市の道路に一杯走っており、大量の発電が期待できるように思う。現在その研究中なのであろうか?

そして、車以外にも、鉄道車両はどうか?軌道は決まっているので、車両にふさわしい発電床を考えれば、日本全国至る所で、発電ができる。電車の場合電気を消費して走るが、走っている電車で発電床を用いた発電し、その電気量をフィードバックすれば、省エネに寄与することになる。

発電床をヒントにさらに新しい発電方法は無いか、ネット検索していたら、海上波を利用した発電等、色々な発電方式が検討されていることが分かった。

それにしても、発電床なんて、圧電素子の原理、特性を知っている技術者なら、直ぐに発想できるはずだが、なぜ今頃になって、出てきたのだろう。1980年以前に出てきてもよさそうなものなのに・・・

 

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