先だっては3日ほど、37度近く気温が上昇した。炎天下、電車からマイカーまで、5,6分であるが、すごい熱波を感じる。そういった熱波対策なのか、最近は、暑さ対策グッズを利用している人をよく見かける。
私自身、そういったグッズは何も持っていないが、今年のすさまじい暑さで暑さ対策グッズが必要になるかもと考え、最近はどういったグッズがあるのかネットを検索して、調べてみた。
すると、結構沢山あった。でも、冷却原理は数通りのように思われたので、最初にどういう冷却原理を利用しているか分類してみた。その結果が次のとおりである。
A、冷却原理による分類
- 送風
- 保冷剤、氷による冷却、
- 気化熱を利用した冷却
- 高い熱拡散率、熱伝導性を持つ材料を用い、瞬時に体熱を拡散して冷却効果を発揮
- 化学薬品による吸熱反応を用いた冷却
- 1~4の組み合わせ
大体,1~5の原理のいずれかを利用している。或いはそれらの原理の組み合わせた商品も存在する。
1の送風は主に扇風機で、風による冷却である。厳密には扇風機だけでは冷却出来ないので、別途冷却材を組み合わせている。

2は、保冷剤や氷を用いた冷却である。珍しいものとして、潜熱蓄熱材利用商品があった。例えばタオルとかマットにそれらの商品を使っていて、水にぬらして軽く絞り、パサッと振ると冷えるようである。多分、気化熱利用だと思う。
下にアイスネックリングと呼ばれる商品を示す。これは融解熱を利用した吸熱商品である。
尚、潜熱とは、固相から液相へ、液相から気相へと、温度変化をせずに相変化する場合に必要な熱を指す。一般には、融解熱、気化熱と呼ばれる。

3はタオル素材やマット等の素材に用いられている。人間の体で素材が暖まると、素材中の水分が蒸発し、気化熱により冷たくなる。そういったタオルを首に巻いてウオーキングをしている人をチョクチョク見かける。下の写真は、気化熱により吸熱するタオルを示している。

4は、接触冷感の仕組みを利用したもの。熱伝導率・熱拡散率が高いことによって、肌の熱が生地に瞬時に移動することで冷たさを感じる、というもの。下の写真は、冷感敷パッドを示している。

5は、ホカロンの夏バージョンで、2つの薬品が袋の中に分離して入っており、それを叩くなどして混合すると、吸熱反応を生じ、冷却するようである。

上記のいずれの原理を用いたものも、それぞれ複数の商品がある。それは人のどの部所を冷却するかによって、異なる商品として販売している。例えば、扇風機で顔を冷却する場合は携帯ファン、作業着に組み込む場合はファン付き作業着といったように・・・。
それで、商品を個々に列挙していったのでは、数が多すぎるので、原理毎に分けて列挙してみる。以下がその分類である。
B、商品
- 携帯扇風機、ファン付きベスト、首掛け扇風機、ファン付き作業服。 下の写真はファン付きベストである。

- 氷結ベルト、アイスネックリング、 ・・・2氷による冷却
- クールタオル、冷感ひんやり敷パッド、冷感フェイスカバー、クールベスト ・・・3気化熱利用(??)
- 濡らして軽く絞り、バサッと振るだけで、生地が冷える(新素材使用)タオル ・・・原理は3か4
- 2種類の物質を混ぜることによる化学反応を利用した冷却方法の商品(急冷ヒヤロン) ・・・4化学薬品
- 「アイスノン シャツミスト」衣服にシュッとかけておくと、汗をかくたび清涼感が得られる ・・・3気化熱利用(?)
大体以上のような商品が販売されているようである。

