「芙蓉」(ふよう)という木とは別に「酔芙蓉」(すいふよう)という木がある。「芙蓉」は白色の花を咲かせるものと、赤色の花を咲かせるものとがある。「酔芙蓉」は、朝、開花したとき白色をしていて、夕方になると赤色に変色する。まるで、夕方にお酒を飲んで赤くなったようなので、この名が付けられたらしい。
「酔芙蓉」の花は、白色から赤色に変色したら終わりになり、翌日は萎んで落下する。つまり、花の命は1日だけだ。
ところで、今日、私は「酔芙蓉」において不思議なものを見つけた。
以下に、説明する。

上の写真は、今日の朝咲いた花である。白色をしている。逆に、花の色から、今朝開花したことが分かる。

撮影時刻は、午前6時半頃である。上の写真のように、赤い花は、昨日咲いて夕方赤くなったもので、今見える状態は、少し萎み勝ちである。

不思議なことに、同じ木に、上のような半分赤い花があった。残り半分は白いので、この花は何時開花したのかを考えると、2つの可能性がある。1つは、赤くなっているので、昨日開花し、夕方赤くなったと考えられる。
もう1つは、白い部分が存在するので、今朝開花したと考える。でも、半分赤いので、今朝開花では赤くなっている部分の説明がつかない。
かといって、昨日開花したと考えると、白い部分が存在することの説明ができない。
結局、半分赤い酔芙蓉の花は、何時開花したかの決め手がないのである。酔芙蓉の花は、1日咲いたら終わり、後は萎むだけであり、繰り返し咲くことはない。そのため、半分赤い花の開花時期が謎なのである。
謎は謎だが、半分赤い花は、我が家の「酔芙蓉」の木には複数個存在する。上の写真もその例である。
そのうち、朝と夕の2回及び翌日の朝、我が家の「酔芙蓉」を観察し、半分赤い花の開花時期を見極めたいと考えている。
世の中は原則だけでなく例外も存在することを、植物の世界でも知った。
何年前か、NHKの朝ドラで「はんぶん青い」というのがあったが、青でなく、赤も存在するとは面白い。

