読書中の本

今、「地名の世界地図」という書籍を読んでいる。この書籍は、出版社が、「文春新書」、編著者が「21世紀研究会」で、2020年9月20日に出版されている。

内容は、端的に言えば、世界の各地の地名の由来を記述しているだけである。そういう意味で、日本の各所の地名の由来を書いた書籍の世界版といえる。

でも、アプローチが少し違う。日本の地名の場合、何処かの都道府県に焦点を当て、その地名の由来を時代を遡って検討する。対して、読書中の書籍は、先に、川という一般名称を取り上げ、世界の多くの川は、その名前の由来が、単なる「川」である場合が多いと、問題を提起する。その上で、個々の川を取り上げ、それを説明する。

例えば、ナイル川の場合、古代エジプト語で川を意味する「イル」に、定冠詞の「ナ」が付いただけであり、単なる「川」を指しているに過ぎないという。

また、インダス文明をもたらしたインダス川も、サンスクリット語で「国境の川」を意味するに過ぎないと説明する。さらに、ヒンドゥー教徒にとって聖なる川ガンジスも、ヒンドゥー語のガンガ(川)を意味しており、単なる川を指している。その他、世界の多くの有名な河川は殆ど、川を意味しているという。このように、世界の大きな河川は、呼び方の語族が異なるだけで、意味はほとんど同じなのである。

これって吃驚した。

更に、河川名に限らず、他の地名に関しても、どういう言語で、どういった意味から名付けているかを説明している。

私は知らないことばかりだったので、結構熱中して読んでいる。まだ、読み始めで、80ページ程度しか読んでいないが、全部で400ページ程ある。次に何が書いてあるのだろうと、読み進めるのが楽しい書籍である。

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