ZEVは zero emission vehicle の略称で、搭載された動力源から健康および環境に有害な二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NOx)、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、粒子状物質(PM)などの大気汚染物質や温室効果ガスを含む排気ガスを排出しない車両のことである。電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)、自転車、電動自転車、ソープボックスなどが該当する。一方、ハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)は排気ガスを排出するためゼロエミッション車には含まれない。

規制値は年を追う毎に厳しくなっており、2019年において、米国ではカリフォルニア州の他、アリゾナ、マサチューセッツ、ニューヨーク、オレゴン、メリーランドなど10州がZEV規制を行っているようだ。

また、欧州のイギリス、フランスは2040年までに、インドは2030年までに乗用車・バンの新車の販売をZEVに限定し、ガソリン・ディーゼルなどの内燃機関を搭載した車両の新車販売を禁止することを表明しているとのことである。

各国のZEV規制状況をまとめると次の表のとおりである。
| 国名・地域 | 規制年 | ガソリン・ディーゼル | PHV |
|---|---|---|---|
| フランス | 2040 | 規制 | 規制 |
| イギリス | 2040 | 規制 | 規制 |
| スコットランド | 2032 | 規制 | |
| インド | 2030 | 規制 | 規制 |
| 米国カリフォルニア州 | 2018 | 規制 | |
| ベルギー・ブリュッセル | 2030 | 規制 | 規制 |
| オランダ・アムステルダム | 2030 | 規制 | 規制 |
我が国ではZEV規制はどうなっているのか調べてみると、東京都が「ゼロエミッション東京戦略」を策定しているようである。内容としては、、2050年に世界のCO2排出量実質ゼロに貢献する「ゼロエミッション東京」を実現しようとするものであるようだ。
ただ、上表に示すような、規制ではない。だから、ゼロエミッション車以外の販売が禁止されるといったものではないようである。
カリフォルニア州では、2018年から規制が始まっているし、インド、ベルギー、オランダ等は2030年から、フランス、イギリスは2040年から規制が開始される。
大体、2030年から2040年以降は多くの国でガソリン車、ジーゼル車の販売が禁止されるようである。あと10年から20年以内である。

多くの国で、ガソリン車、ジーゼル車の販売が禁止されると、それらの車の販売台数が極端に少なくなり、量産のメリットが無くなる。だから、生産の力点は、ゼロエミッション車に移る。その結果、ガソリン車、ジーゼル車の販売を禁止していない国に向けてもゼロエミッション車を販売するよう傾くのではないだろうか。
2030年に販売が禁止されるとなると、開発、製造はその前に中止せざるを得ない。大体、2025年頃には、ガソリン車、ジーゼル車の開発は終わるのではないだろうか?
2020年の時点において、ガソリン車の寿命は、後5年か・・・。そして、そのころになると、ガソリン車、ジーゼル車の下取り価格が激安になるだろう。
とすると、現在乗っているガソリン車を買い替える場合は、ゼロエミッション車にするべきだと言える。自家用車は今で、購入後4年目に入る。あと3、4年のうちに買い替えることになるだろう。ゼロエミッション車の検討をしておかなくちゃ。こりゃうかうかしてられない。

