通勤電車の中で読んでいる書籍は、文春新書の「発酵食品礼賛」というタイトルの本だ。著者は、小泉武夫氏である。

色んな発酵食品を紹介している。それも発酵の原理、製法をかなり詳しく解説している。身近な食品ではあるが、それが発酵食品だったとは全く気が付かなかったものが、紹介されているので、とても面白い。意外だったのが、お茶とか、鰹節とかである。お茶の中には紅茶やウーロン茶のように発酵させて作るものがある。鰹節は、どうやって作るかは大まかには知っていたが、実は発酵菌の働きを利用していたのだ。いずれも意外だった。

また、発酵によって食品を作る過程なぞ、考えてもみなかったが、食品ごとに特有の製法があり、知識欲を満たしてくれる。

まだ、この書籍の100ページ程度しか読んでいないが、発酵食品に興味があり、専門でない方にはお勧めである。化学記号はほとんど出てこないので、気軽に読める。

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