自宅の近所にマキを燃料として生活している家がある。

下の写真がそれであるが、自宅の前に、細長い棚か倉庫を設置し、そこにマキを一杯詰め込んでいる。マキは毎年、木を割って作成している。これだけのマキを作成するにはたくさんの木が必要だろうし、作成する労力も相当なものだと思う。この家の存在する地区は、昔からある住宅地で、この家の周りの家は、電気、ガスを熱源とする現代的な生活をしている。

 

写真の家の屋根には煙突が突き出ている。マキを燃料として用いるので、煙を排出するためである。

マキをどこまで燃料として使用しているのかわからない。若しかしたら、お風呂を焚くためだけかも知れないし、ご飯を炊くのにも使用しているのかもしれない。更には部屋には暖炉があり、その燃料として使用しているのかもしれない。

この家の住人は、古くからこの地区に住んでいる方で、たくさんの資産をもっている裕福な方のようである。余程、マキ燃料は、他の燃料に比べて良いのだろう。

毎年の使用分のマキをこうして保存している。そして、毎年、新たなマキを補充している。マキで炊いたご飯は美味しいというから、若しかしたらご飯を炊くために使っているのかも。いずれにしても、この家の住人とは会話をしたことがないから、実際のところは分からない。

でも、今はオール電化が流行っている時代で、我が家もオール電化の生活をしている。そういった時代にマキを用いた生活は、何かと不自由が多いだろうが、ある意味裕福な人だけが味わえるものであろう。現代は、多様化が認められる良い時代かもしれない。

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