11月早々、早朝の外気温が5℃台まで落ちた。同時刻の大阪の気温は11℃か12℃、京都市内は8℃前後だった。自宅は京都中部の盆地にあり、内陸性気候のため、放射冷却が顕著で、京都府下では一番の低温地帯に属する。

早朝の散歩は、真冬と大差ない恰好で出かける。

さて、3日の文化の日は好天に恵まれ、海も穏やかだった。それで、前回貧果に終わったアオリイカのリベンジをと、宮津まで出かけた。場所は、伊根町と新井崎の間の岸よりの水深30m前後のところである。前回は、夕方の一時に3回の当たりがあったので、さぞかし大量のイカが群生していることは想像に難くない。

早速、10時半頃よりティップラン釣法で、水深30mラインを攻める。ティップランは、ボートを停泊させる必要が無く、風に任せて流しながら釣れるので、気軽である。エギの錘は30gとマアマア重い。30mの水深なら20秒前後で到達する。

ところが、1時間経っても、1時間半経っても当りが全くない。心配になって、いつもお世話になっている山田さんに電話してみると、最近は食いが渋く、そろそろシーズン終わりである、と何とも悲しいメッセージを告げられた。そして、凪ぎだから、深場で流し釣りをしてはと、釣の変更をアドバイスされた。

それでも1時半頃まで粘り、場所も少しづつ移動しながらチャレンジしたが、アタリなしだった。それで、止む無く山田さんのアドバイスに従うこととし、本庄が浜沖の水深80mまでボートを移動した。

なお、アイキャッチ画像に坊さんの絵を掲げているのは、アオリイカ釣りが坊主に終わったことを示すためである。

【下の写真】 色の異なったエギを2本の竿にセットし、色々試したが、アタリなし。竿も幾分ガッカリしている。私の失望感はというと、どん底状態でした。

 

【下の写真】 本庄が浜沖での流し釣りの釣果。全ておなかを上向けにしているが、大きいのはアオハタ、残りはレンコダイだ。レンコダイも2か月ほど前に比べて随分と成長しており、引きも強かった。結果的には、流し釣りにして正解だった。釣り始めたときに、大きな当りがあり、糸を切られた。その魚は多分写真に掲載しているサイズ以上だったと思う。魚種は分からないが・・・

 

【下の写真】 レンコダイの小さいのと中くらいの2匹を、黒崎に持ち込み塩焼と煮物に調理してもらった。塩焼は美味しくて、カメラで撮影するのを忘れて食べてしまった。

煮物も、飴で煮てあり、大層おいしかった。真鯛も良いけど、レンコダイは特有の味があり、塩焼、煮物にはレンコダイの方がおいしいと思う。残りのアオハタ、大きなレンコダイは自宅に持ちかえり、近所の方におすそ分けした。ただし、アオハタはスーパーに持ち込み、刺身に調理してもらい、私たちが食した。癖のない味で、高級魚の感がした。レンコダイも1匹は自宅で塩焼きをしたが、矢張り、プロの味(黒崎)には敵わなかった。

アオリイカには振られたが、何とか釣果を確保し、宮津沖の魚を食する事が出来、半分は満足した。でも、アオリイカが釣れなかったことは、悔しい。何とかして、大きなアオリイカが釣りたい。九州まで遠征しよか?

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