1週間ほど前から、長年書棚を飾って来た書籍の整理をしている。

退職前は、通勤電車の中で書籍を読む癖がついていた。読み終えた書籍は自宅の書棚にストックしたままにしている。いつの間にかその書籍が大量になり、居間、寝室、子供部屋にそれぞれ設置されている書棚が一杯になった。今後、その書籍の大半は読むことは無いので、この際、整理しようと考えた。

それで、書棚から不要と考える書籍を抜き出した。書籍には理工学書、一般教養書籍、旅行、趣味、自然、歴史各書籍などあるが、今後読むことのないのは一般教養書である。理工学書の多くは知識を確認するため、時々閲覧するのでそのような類の本は保存することとした。旅行、自然、趣味、歴史各書籍は、理工学書と同様チョクチョク参考に見ることがあるので、保存することにした。

それで捨てるのは殆ど一般教養書籍だけなのだが、この書籍の量が、40年ほどの通勤回数に比例して溜まっているので、かなりの量になる。

不要な書籍は、月一回の回収作業で回収してもらうのだが、10冊か20冊分書籍を纏めて門の前に出す必要がある。それで、最初、書籍を20冊ほど積んで、手作業で紐で縛る作業を行った。ところが、結構手間で、すべての書籍を紐でくくるには膨大な時間と労力が必要になると思われた。高齢の私にとって、とても完遂できるようには思えなかった。

 

作業性を考えて、小型の結束機をネットで検索し、適切な物を見つけた。早速注文し、その到着を待って作業続行することとした。4日程して、小型結束機が届き、書籍束の結束を行った。結束作業が楽なため、大半の書籍の結束が出来、回収業者へ引き渡した。

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不要な書籍を回収してもらったので、各書棚はスカスカ状態になり、居間の書棚は、書籍以外に備品、生活必需品を置くのに利用するようにした。

考えてみれば、不要な書籍の廃棄は、終活の一環の作業である。今後、終活を考えて、いろんなものの整理をゆっくりと進めていかなければいけないと自分に言い聞かせているこの頃である。

子供は茨城県という遠方へ就職し、こちらへ戻ってくる意思はないので、自宅の建物、田舎にある田畑、山等の処分も考える必要があり、俄かにはどうするか結論が出ない。でも、やらなければならない。また、先祖のお墓の面倒も子供に頼む必要があり、無縁仏にはしないよう申し渡す必要がある。今は多くの家庭で核家族化が進んでいて、私どもと同様な問題に対面している方が多いと思う。参考例は沢山ある筈だと思うので、あまり深刻には考えていないが・・・。

今日はここまで。

 

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