小京都という町は、日本全体に沢山ある。ここ兵庫県豊岡市内の出石も小京都と呼ばれているようだ。古い町並み、伝統産業で栄える町、といったところからそう呼ばれるのかも・・・。

6月16日、学生時代の友人3人と、釣り前日に但馬地方を回って楽しんだ。

 

 

出石の町のシンボル的存在の時計台である。

 

時計台の下に池があり、その周りに蕎麦屋さんが2軒ある。そのうちの1軒に入り、椀子そばを食しているところ。出石は蕎麦屋が多いので、その蕎麦はどこで作られているのだろうか、出石の周りにはソバを作っている畑など存在しないようなので、店の人に尋ねてみた。

答えは、日本のいろんな地方から購入しているそうである。今年は福井地方のソバを使っているようだ。出石ソバといっても、産地ではなく、そばを食べるところという意味だ。

椀子は5枚が最小単位で800円か900円だった。味は良かった。なにより、出石の街並みと蕎麦が合うのだろうか、景色を見ながらゆっくりと食すことができる。

前の池には、大きな鯉が一杯泳いでいる。人が近づくと寄ってくる。餌付けされている。

 

出石城に至る階段。出石城自体は車道から30~40mの高さにある。でも元々は山頂にあったようだ。それを麓まで移築したそうである。

 

昼食を済ませたのち、出石の近くにある玄武洞という名所へ向かった。ボートは対岸の山陰線の玄武洞駅から玄武洞まで渡してくれる渡し船である。

 

玄武洞である。初めての方は、洞という文字から、洞窟の中に入ることができると想像するようだ。残念ながら、人が入る洞窟は無く、洞を形作っている岩が珍しいのである。

私が最初に行ったのは、40年ほど前で、その時は、写真の洞だけであったが、この間訪れたときは、4個もあった。各洞は階段又は小径」で繋がっている。

 

玄武洞は見学者も多く、専任のガイドもいた。

 

他の洞窟へ行く途中の階段。

 

洞窟の見学を終えて、船着き場まで戻ると、お土産屋さんがあり、但馬地方の特産品が沢山販売されていた。

面白いことに、商品の価格が10分の1円の単位で売られていた。でも、1円未満の硬貨は存在しないので、購入する際に切り捨てて計算するようである。何のために、そんな煩わしいことをするのだ???

外国人が外貨で購入できる便宜を図っているのだろうか?疑問に思って店員に尋ねてみたが、要領のいい答えは返ってこなかった。

 

 

Follow me!

0 Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です