東京五輪では、ボルダリングが競技になっており、日本選手では女子が銀と銅メダルを取った。

ボルダリングは、boulderingと書く。boulderが玉石、丸石、岩といった意味らしいので、それにingを付けたボルダリングは、玉石や丸石、岩を登る、を使って遊ぶ、といった意味になるのであろう。

オリンピックのボルダリング競技が始まる少し前に、孫たちが遊びに来た。孫の一人がボルダリングに凝っていて、どこか近くにボルダリング会場がないか探していた。

ネット検索してみると、京都サンガの競技場の中に、あることが分かった。京都サンガの競技場は確か昨年、駅近くにできたので、早速行ってみた。すると、下の写真にみられるような子供用ボルダリング会場も用意してあった。

上の写真は、孫が遊び始めたところ。壁にはいろんな色の石(boulder)が設けてある。石の色は、競技の難易度のレベルを示している。確か、赤が一番難易度が低く、次にピンク、緑、白・・・と、7ランクか8ランクに分かれている。競技は、赤色の石で行う場合は、赤以外の石は触ってはいけない。赤の石だけを手で持ち、足をかけて、上へ登っていく、一番上には、Goalと書かれた赤石があるので、それを両手で触ると、目的達成である。

降りるときはどの石を触っても構わない。

Goalの石を触ったので、降りているところ。

石は、手をかける窪みが設けてるのもあるが、難易度が高くなると、丸くて、手が掛からないのもある。そのため、幼い子供には無理なレベルもある。

登っている最中あるいは降りているときに、手が離れると、写真のように落下する。でも、クッションのきいたマットが敷き詰めてあるので、落下は恐れることはない。危ないのは、同時に近くで他人が競技をしており、それが落下してきて、重なった場合である。大変危険であるので、1つの壁では、同時に2人以上は競技できない決まりになっている。

 

石は天井近くまで設けてあり、上まで登ると結構な高さになる。下から見ていると、怖い。

 

子供でも慣れると、へっちゃらでどんどん上に登っていく。

ゴールに達したところである。

ボルダリングの面白さは、同じ色の石を、どちらの手で架けるか、足をつくかを考えて進む必要があり、それを間違えると進めなくなり、競技に負けることになる。だから、単に、手と足を使って登るだけの単調な作業とは異なる。知能が必要になる。レベルが上がると、その難易度がどんどんと高くなる。

だから、ボルダリングは結構、知育教育になるようである。

私は、やりたいとは思わないけど・・・。

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