読売テレビで日曜日の午後に「そこまで言って委員会」という番組がある。その番組の準レギュラーとして登場している人に、近藤大介という人が居る。

中国、韓国を題材としたテーマの時によく登場している。彼の解説、コメントを聞いていて、他の解説者と異なり、中国共産党を頭ごなしに悪くは言わない。なんでも、現地に長く住み、北京大学に留学経験もあるようで、独自の視点で中国共産党や韓国に対する見解を述べる。

それで、先日、JUNK堂へ行ったとき書籍の検索をしたら、結構多くの書籍を著していることが分かった。殆どが、東アジア関係の書籍である。一度彼が著した書籍を読んでみようと思い、「アジア燃ゆ」と「中国人は日本の何に魅かれているのか」という2冊を購入した。

「アジア燃ゆ」は、中国と韓国の現地取材の結果が記載されている。ただ、脈絡のない題材を繋いだだけで、書籍の質は高いとは言えない。ただ、現地取材の強みがあり、1つ1つのネタは、面白い。だから、通勤電車の中で軽く読むのには良いのかもしれない。

もう一冊の「中国人は日本の何に魅かれているのか」は、テーマの何に魅かれているのかの問いに対する答えは無かったように思うが、日本が好きな中国人を取材し彼らの突飛な行動を紹介している。これも現地取材が基本となっているので、読んでいて面白い。軽く読める書籍である。

でも、上の「アジア燃ゆ」よりは、中心がぶれて居ないので、少しは評価できる。

今日(9/30)、2冊とも読了したので、次に何か良い書籍が無いかとJUNK堂へ行ったら、またまた、近藤大介氏の書籍があったので、2冊追加した。書籍名は1冊目が「習近平と米中衝突―「中華帝国」2021年の野望」であり、2冊目が「二〇二五年、日中企業格差 日本は中国の下請けになるか? 」である。

読み終えたら、感想を書いてみたいと思う。ただし、前の2冊よりも内容が良くなっていたらだけど・・・

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