今、2冊の書籍を読んでいる。1冊は、「同時通訳はやめられない」というタイトルで、著者が袖川裕美氏、平凡社新書から出版されている。

もう1冊が、サイエンス・アイ新書で、タイトルが「炭素はすごい」、著者が齋藤勝裕氏である。通勤電車の往路に1冊目の書籍を読み、復路に2冊目の書籍を読んでいる。

「同時通訳はやめられない」は、現在はリタイアしているが実際に同時通訳をしていた女性が実体験をもとに書いている。同時通訳の難しさ、上手く行った時の反応等々が掛れてある。また、同時通訳のリレー(2人以上で組んで、露⇒英⇒日と通訳すること)は、テレビでやっている伝言ゲームのようなもので、最初の言語の意味が最後の言語で上手く表現できない場合が怖いと述べている。そして、そういう事態が生じたとしたとしても、どの通訳者の責任か不明であるとも述べている。まだ、1/3程度しか読んでいないが、気楽に読めて楽しめる書籍である。

「炭素はすごい」は、炭素化合物全般に解説していて、スケールの広さに驚く。宝石のダイヤモンド、化学樹脂の「カーボンナノチューブ」「フラーレン」「グラファイト」、エネルギー源の「グリコーゲン」「セルロース」等々、全て炭素単体或いは炭素化合物であるそうだ。書籍の中では、それぞれの素材の性質、特徴を解説していて、教わるところばかりである。自分は化学の知識が全くないと感心してしまう。一応、高校の化学は樹7件科目に有ったので勉強はしたのだが、使っていないので、殆ど忘れている。


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