自宅で楽器演奏を楽しんでいる。と言っても、素人であるからとてもプロ演奏者のようには演奏できない。

でも、出来るだけプロに近づきたいので、プロの演奏したCDを購入して、CDの演奏を聞きながら、それに追従して楽器を演奏する試みをしている。

しかし、プロの演奏はピッチが速くて、素人の私には、ついて行くことが出来ない。何とか、追っかけて演奏しようとするのだが、曲の一番盛り上がりのある処とか、演奏速度が速いところはとても追随できない。

それで、プロの演奏曲を音程を変えないで速度を遅くすることが出来れば、追従できると考えた。

従来のアナログ方式の記録では、再生速度を遅くすると、音程が低くなるので、使用できないが、デジタル方式の記録だと、サンプリングクロックの速度を落とせば、低速度で再生できるし、その場合、音楽データの読み出し速度が遅くなるだけで、音楽データはそのままなので音程は変わらない筈である。

だから、再生時のサンプルクロック速度を変化させれば、目的が達成できると思える。

原理は簡単だから、サンプルクロック可変の再生装置を作れば良いのだが、部品を集めるのが、結構大変なので、そういった再生が楽しめるアプリケーションが存在しないかネットを調べてみた。

すると、あるもんだ!!!最低2種類はあった。1つは、有料(5500円)のソフト、もう1つは、無料のソフトだ。

勿論、私は、無料のソフトに飛びついた。早速ダウンロードして試してみた。使い方は簡単で、プロの演奏する曲をアプリに取り込み、画面上に表示される操作パネルの再生速度ボタンを低速度方向に操作する。その状態で再生ボタンを押す。

すると、プロの演奏曲が、音程を変えずに、ゆっくりと演奏される。

バンザーイである。再生速度はボタン操作で自由に変えられるので、自分の演奏速度に合うように調整すればよい。

大変使い勝手がいい。しかも無料である。当分の間、プロの演奏をゆっくり再生しながら、追従して私も演奏することが楽しめる。

なお、私がダウンロードしたソフトは、Audacityである。

また、このソフトは、データ形式が限られていて、演奏者の曲がCDに入っている場合は、データ形式をWAVに変換する必要がある。ただ、その変換には、Windows Media Player でできる。

操作に慣れれば、それほど使い勝手は悪くない。

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